アレルゲン検査も保健科学東日本で受託可能
様々な臨床検査の受託業務を行っている保健科学東日本では、アレルゲン検査の受託も可能です。
アレルゲンはアレルギーの原因となる抗原(原因物質)です。
花粉症の花粉や鶏卵、牛乳、小麦といったタンパク質のほか、カニやナッツ、そば粉などもアレルゲンとなることがあります。
アレルギー反応は人によって症状が異なります。
主な症状には蕁麻疹や湿疹といった肌トラブルや目の充血やかゆみが挙げられますが、そのほかにも、くしゃみや鼻づまり、のどのかゆみ、喘息や嘔吐などを引き起こすこともあります。
ひどい時にはアナフィラキシーショックと呼ばれる血圧の低下や意識障害を引き起こし、生命を脅かす危険な状態に陥ることもあります。
どのようなアレルゲンがアレルギーの原因となるかは人によって異なりますが、原因がわかれば可能な限り取り除くことができます。
そのため、検査でアレルゲンを特定することはその後の治療に役立つとともに、アレルギー反応による症状を未然に防ぐ効果を期待できます。
ちなみにアレルゲンの判定基準は7段階あり、UA/mlが0.35未満であれば陰性であるクラス0、0.35~0.69なら擬陽性であるクラス1となり、クラス2~6が陽性判定です。
保健科学東日本では、花粉症やアトピー性皮膚炎、喘息の原因として知られているアレルギーのほか、重篤な症状の出る原因物質の特定が可能です。
保健科学東日本が行っているアレルギー検査には特異的アレルゲン(各種疾患別セット)の10、13アレルゲンセットがあります。
この検査では、アレルギーの原因としてよくみられるハウスダストやヤケヒョウヒダニ、卵白やオボムコイドからクルミやバナナ、花粉症の原因であるアキノキリンソウといったものまで様々な種類のアレルゲンに対応しています。
保健科学東日本では0歳から就学前の乳幼児はもちろん、小学生や中学生、成人の検査もしています。
疾患や年齢に合わせて、適した検査を行うことで、アレルギー症状を起こす原因であるアレルゲンの特定が可能です。
最大のアレルギー対策はアレルギー反応を引き起こすアレルゲンの除去あるいは摂取量を減らすことだと言われています。
保健科学東日本では、鼻炎・喘息・結膜炎、小児アレルギー、アトピー性皮膚炎(成人)、食物アレルギー、成人食物アレルギー、花粉症の原因をFEIA法を用いて、所要日数2~4日ほどで検査結果を出すことが可能です。
保健科学東日本で行っているすべての検査には専用システムを使用しており、信頼できるデータを提供しています。