保健科学東日本の細胞診検査は高精度で迅速な結果が出せる

医療や研究に必要な検査には、一般的に行われる検査よりも更に高度な技術が必要なものがあり、保健科学東日本では特に高度な検査に対応しています。保健科学東日本で行える高度な検査は、細菌検査、病理組織検査、細胞診検査の3つです。これらは、特に専門的な技術者と設備が必要な検査でありながら、医療にも研究にも必須なものであり、特に感染症や悪性腫瘍などの特定や研究資料として用いられます。

それぞれに目的は変わりますが、春から秋にかけて多くなるのが細菌検査です。病原菌を特定する検査で、食中毒の原因菌を特定するためによく用いられます。尿や糞便、血液を使用して原因菌を培養し、顕微鏡や薬剤による特定を行いますが、保健科学東日本が行う細菌検査は短時間で結果が出るのが特徴です。細菌感染による病気は、時間経過とともに重症化することもあるので、早く処置を行うためにも迅速な結果を出せることが求められる検査です。

病理組織検査は、専門の医師と経験豊富な臨床検査技師が担当する、保健科学東日本が行う検査の中でも最も高度な技術を要する検査です。人から採取した細胞が一体どういうものかを調べるための準備を行うのが病理組織検査で、その組織が病変なのか、病変であればどんな病気なのかを判定できる状態にする検査です。主に悪性腫瘍の判定に使用されることが多い検査で、現場で手術を行うために必要な情報になるため、デジタル画像などわかりやすく判別しやすい結果を提供できるようにしています。

細胞診検査は病理組織検査とセットで行われる事の多い検査で、病理組織検査でその細胞が判別できる状態にした後に、それが一体何なのかを判定する検査です。病理組織検査で顕微鏡によって判別できる状態になった組織を、細胞検査士が判定してその細胞が何者なのかを判別します。病気なのか病気ではないのかを判定する検査であり、病気である場合は今後の治療がどう行われるかを決める情報になるものです。提出される結果は見やすいデジタル画像が添付され、医師も見て判断することができるようになっています。患者の今後を左右する大事な検査なので、担当するのは熟練の細胞検査士であり、保健科学東日本が行える検査の中でも最高の技術と機材を必要とする検査です。

これらの検査は、時に生命に直結するものなので、保健科学東日本では迅速な結果の提出に努めています。すばやく、正確な検査結果を提供できるのも、保健科学東日本の大きな特徴です。