保健科学東日本と環境保全

環境問題が深刻になってきていることから、環境に対する意識も少しずつ変化してきています。
大気汚染や水質汚濁、土壌汚染、ゴミ問題などなど、多数の問題が発生している中、保健科学東日本は臨床検査事業で第一線を長年ひた走ることによって培ったノウハウを活かし、これらの環境問題に対してもアプローチを続けています。
環境問題は、私達の生活には直接的な関係を持たない可能性も高いため軽視されてしまいがちですが、将来的に考えると必ず必要になる分野で、安心できる未来を手にするためには今から何かしらの活動を始めていかなければなりません。
保健科学東日本では、持ち得る臨床検査ノウハウを活用し、企業が担う社会的な責任を果たしています。

保健科学東日本が行っている環境検査事業には、水質検査や空気環境検査、土壌検査など様々あります。
水質検査では排水検査と冷却水検査、プールや浴槽水検査、そして飲料水検査などがあり、様々なシーンに対応できる体制が整えられています。
排水検査は主に工場や事業所の排水設備が適切に機能しているかどうか、排出される水から検査をするというもので、水質汚濁を食い止めるための重要な役割を担っています。
法律によって定められている一定水準の水質が確保されているかどうかを確認する番人のような存在でもあります。
プールや浴槽水検査では、旅館や公衆浴場、スポーツ施設などに設置されている浴槽水が基準値をクリアしているかどうかをチェックすることが可能です。
飲料水検査では、水道水などを検査することにより、人が飲んでも健康に害が無いかをチェックしています。
水は私達に必要不可欠なものであり、保健科学東日本が手掛ける水質検査事業は、私達の生活に間接的に関与する事業でもあります。

空気環境検査では、生活空間における空気環境状態を検査することが可能です。
近年では住環境にも化学物質が多く取り入れられることになっていますが、これが原因になってシックハウスなどの症状が出るケースもあり、未然に病気を防ぐためにも空気環境検査は重要となります。
個々の過程だけでなく、事業所内の検査や学校の教室といった多くの人が集まる場所も対象となります。
この他にも空気清浄度検査についても保健科学東日本の得意分野となります。
対象となるのは病院などで、院内感染を防ぐために検査データを役立てることが可能です。
このように保健科学東日本では、私達の生活を安心安全なものに保つための検査事業を行っているのです。