保健科学東日本は集団検診も行っている
集団検診は学校や会社、地方公共団体が、一定人数以上をまとめて行う健康診断のことです。日本の企業では労働安全衛生法第66条のもと従業員に対し健康診断をするよう義務付けられています。教育機関の健康診断の義務は、学校保健安全法11条から18条に書かれています。健康診断は健康増進や感染症予防、病気の早期発見がメリットです。集団検診では、その集団が発症しやすい疾病や有病率も特定されやすくなります。保健科学東日本の集団検診では、検便や検尿検査をメインで行っており、見積料金も教えてくれ良心的です。
検便検査の場合、介護職や食品関係従事者、学校の文化祭やイベントでの生徒や保護者を対象に行うことが多いです。食中毒などの感染が疑わしいときも、検便検査が利用されるケースがあります。検便検査では腸内細菌の赤痢菌やサルモネラ菌、病原性大腸菌O-157をチェックできます。検便では便の中にあるわずかな血液を調べることができます。肉眼で見ることができない血液を検便では発見することが可能です。糞便検査ではノロウィルスをチェックします。検便検査の結果は通常3日から10日で結果が出ますが、FAXだと1日から2日で結果が届きます。
尿検査やぎょう虫検査の場合、おもに学校や保育園といった教育機関で、子どもの健康チェックを目的に年1~2回行われています。尿検査では腎臓系の疾患や糖尿病などの早期発見にも関係します。尿検査では、尿中の糖やたん白、血の混じりなどを確認してもらえます。ぎょう虫検査の場合、肛門まわりに産卵する虫を調べるため、便を検出せずセロハンテープ法を使用する検査方法もあります
保健科学東日本での集団検診は次の流れで行われることが多いです。まず保健科学東日本へ予約をしますが、その際に検診予定日や検体の受取方法、検査を受ける人の名前登録なども行います。検査を行う日に検査キットが郵便または宅配便で送られてきます。検体は保健科学東日本の方が取りに来てくれますが、郵送や宅急便で送ることも可能です。長年の技術と最新の機械を備えた保健科学東日本が、検体を的確かつスピーディに検査します。陰性か陽性か結果が出たら、すぐFAXで結果報告してもらえ、報告書の原本はFAXとは別に後日届けられます。病気は早期発見・早期治療が重要です。集団検診を受けることは従業員だけでなく、企業や学校など団体にとってもメリットがあります。万が一に備え、早めに見積もりをとり、検査予約を検討することは大切です。